ニフティクラウドストレージのマウント

こちらの記事を参考にしながら進めます。
ただ、参考記事中ではCentOS6.2へのマウントを紹介していることと、3年以上前の記事ということから今でもできるかどうかの確認も含めて。

結論から言って、できました。

ニフティクラウドストレージ

ニフティクラウドストレージ

環境

$ cat /etc/redhat-release 
CentOS Linux release 7.1.1503 (Core)

パッケージのインストール

s3fsのビルドに必要なパッケージをインストールします。

$ yum -y install gcc gcc-c++ libstdc++-devel curl-devel libxml2-devel openssl-devel mailcap make

インストールされたものは以下の通り。

Installed:
  gcc-c++.x86_64 0:4.8.3-9.el7                                    
  libcurl-devel.x86_64 0:7.29.0-19.el7                            
  libstdc++-devel.x86_64 0:4.8.3-9.el7                            
  libxml2-devel.x86_64 0:2.9.1-5.el7_1.2                          
  openssl-devel.x86_64 1:1.0.1e-42.el7.9

gcc、mailcap、makeは既にLatest versionが入ってました。

FUSEのインストール

参考のサイトではfuseの2.8.5をダウンロードしていましたが、最新版として2.9.4が上がっていたのでとりあえずこちらを入れてみます。
また、参考元では/usr/local/src/を作業ディレクトリとしていたところ、ローカルでの方が権限周りのエラーが回避しつつすんなり行けたのでそのような記述になっています。

$ mkdir ~/fuse
$ cd ~/fuse
$ wget http://sourceforge.net/projects/fuse/files/fuse-2.X/2.9.4/fuse-2.9.4.tar.gz
$ tar zxvf fuse-2.9.4.tar.gz 
$ cd fuse-2.9.4/
$ ./configure prefix=/usr
$ make
$ make install
$ ldconfig
$ modprobe fuse

s3fs-cloudpackのインストール

参考サイトの通り。

  $ mkdir ~/s3fs
  $ cd ~/s3fs
  $ curl -L https://github.com/memorycraft/s3fs-cloudpack/tarball/master -o s3fs-cloudpack.tgz
  $ tar xfz s3fs-cloudpack.tgz
  $ cd memorycraft-s3fs-cloudpack-a5e4da3
  $ chmod 755 configure
  $ export PKG_CONFIG_PATH=/usr/lib/pkgconfig:/usr/lib64/pkgconfig
  $ ./configure prefix=/usr
  $ make
  $ make install

s3fsの設定

ニフティクラウドストレージに対してREST APIを使ってアクセスするために、アクセスキーを設定します。

$ emacs /etc/passwd-s3fs  
[アクセスキー]:[シークレットアクセスキー]
$ chmod 640 /etc/passwd-s3fs


例: 
$ sudo cat /etc/passwd-s3fs 
ABCDEFGHIJKLMNOP:a1b2c3d4e5f6g7h8i9j0kA1B2C3D4F56G7H8I9J0K

ニフティクラウドのアクセスキー

ちなみに、ニフティクラウドにおけるアクセスキーの取得について。
コントロールパネルから、右上のアカウント管理から[アカウントメニュー]
[アカウント管理] -> アカウントを選択した状態で上部フォームの[アクセスキー再発行]

ニフティクラウドストレージのマウントの準備

まず、マウントするディレクトリを作成。

$ mkdir /mnt/ncs

次にクラウドストレージ上に、実際にデータを格納するバケットを作成。
コントロールパネルのクラウドストレージのメニューから、[バケット作成]でできます。

ニフティクラウドストレージのマウント

いよいよマウント。

$ s3fs [バケット名] /mnt/ncs -o allow_other -o url=http://ncss.nifty.com

マウントが完了すると、ファイルシステムとして表示されます。

$ df -h                                     
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
(中略)
s3fs            256T     0  256T   0% /mnt/ncs

所感

マウント後は他のファイルシステムと同様に使うことができ、便利です。
容量についてもシステムの認識で256TB、なかなか使い切れなさそうです。
ただ、やはり速度がネックとなる感じ。
lsコマンドを打つだけでさえ、リターンに一瞬待つ感覚があります。
とりあえずバックアップファイルのコピー先に設定しておいて、しばらく様子をみることにしましょう。